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羅須地人鉄道
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まきば線では前回に引き続きシーサスクロッシング(両渡り)の敷設が続いています。
11月16日の活動日にはレールの固定作業が行われました。
参加の方もいらっしゃいましたが、最初から犬釘打ちにチャレンジしていただきました。
お疲れ様でした。
線路工事を始めとする様々な作業で疲れきった羅須地人を癒すのは
羅須が誇る「野筵坊」と「主水」の二つの料理屋さんです。
11月16日の夜はその2つのお店が同時開店、
なんとも豪華な夕食となり、
羅須地人の笑い声は深夜まで絶えることがありませんでした。
機関庫わきには本線と建設予定線の片渡りのポイントがありましたが、
このたび、豊Nカントクの強い要望もあり、
なんとシーサスクロッシング(両渡りポイント)の敷設が開始されました。
すでに前回の活動で建設予定線側のポイント増設が完了し、
今回の活動では土曜日午後4時頃から夜10時過ぎまでの夜間作業で
本線部分のポイント増設作業、および、日曜日朝から
営業列車の合間を縫って、路盤突き固めを行いました。
シーサスクロッシングのキモとなる、中央部のダイヤモンドクロッシング(交差線路)は
このあと製造されることになりますが、
まきば線にシーサスクロッシングがお目見えするのもそう遠いことではなさそうです。
3連休の中日、13日に恒例となった秋の蒸気機関車運転が行われました。
朝からすっきりと晴れ渡った秋晴れの空に、
午前中は11号機マフポッター、午後は6号機が煙をたなびかせていました。
天候に恵まれたこともあり、数多くのお客様にご乗車いただいたほか、
鉄道ファンの皆様にもおいでいただきました。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
ということで、夜には秋には珍しく夜間撮影会も実施されました。
今回は6号機+なべとろ編成ということで橋梁上で美しくライトアップされました。
「酒のつまみにはもってこいだ」などと某事務局長も言ってました。
ある日、あるメンバーが何の気なしに木橋付近の線路に
軌間ゲージ(レールの間隔を測る道義)を当ててみたところ、
通常は2フィート、つまり610mmなのですが、ゲージの数値は○mm。
レールの間隔が、なんと○mmも開いてしまっていたのでした。
今まきば線を走行している車輛のほとんどは車輪の幅も厚く、
ちょっとやそっとでは脱線するほどの数値ではありませんが、
こんなに開いているのは、線路担当としては気持ちのいいものではありません。
さっそくレールをずらして軌間修正作業が行われました。
ちなみにその「あるメンバー」曰く
「アレだけ狂っててもちゃんと走るんだなぁ。軽便っていいなぁ」
(事務局註:乗客の皆様に不安を与えないためにも、
一部数値を伏字にしてあります(笑))
直した部分
左側上が新しく打った犬釘
左側下がこれまでの犬釘
このくらい修正したのでした。
今年3月24日に6番シリンダーの燃料噴射ポンプ付近から燃料漏れを起こし、
長らく休車となっていた酒井103号機ですが、
技師長の多大なる努力の末、見事復活しました。
当初は噴射ポンプのパッキン交換のみですぐに復帰するものと思われていましたが、
このパッキンが曲者で、エンジン本体にしっかり固着してしまっており、
一時はシリンダーヘッドを開けて交換することも検討されました。
しかしながら、技師長の「あの手」「この手」の様々な試行錯誤のすえ、
見事パッキンは外れ、新品パッキンと交換と相成りました。
技師長お疲れ様でした!
引込み線通称「4番引き上げ」が完成しました。
この引込み線は6月活動日誌で
ご案内の通り、すでに6月にレールと枕木は出来ていたのですが
まきば線の砕石が枯渇し、「線路」にはなっていませんでしたが、
このほど砕石の到着により、一気に作業が進み、
無事、砕石の散布のほか、レベル(水平)出し、通り調整まで完了、開通の運びとなりました。
この引き上げ線の奥にはとりあえず頚城ラッセルが運びこまれ安置されました。
ボイラーが搭載され、だんだんとかたちが見えてきた1号機ですが、
8月16日からの夏合宿において、いよいよ左右のロッドが
仮組みされました。
組みあがったのは17日の夕日も落ちた後のことでしたが、
早速DLでまきば線を1周、その調子を見ました。
なお、画像はまきば線を回る途中の木橋の上での、羅須地人恒例の記念撮影。
いままで会員向郵送サービスを担ってきたU山氏により、
ウェブページ「羅須地人鉄道協会事務局多摩川送信所」が開設され、
7月活動報告
がアップされました。
今後ともよろしくです。
毎年恒例の夏の蒸気機関車運転のうち、1日目が無事終了しました。
マフポッター11号機が牽引する列車に多くのお客様にお乗りいただきました。
あいにくの曇り空でしたが、
まきば線は真夏なのにまるで高原のような涼しい1日でした。
おかげで、例年であれば真夏の陽射しの中、熱いボイラーの横、
という灼熱の環境の機関士も、今回はずいぶん楽だったようです。
次回の蒸気機関車運行は8月11日の午後1時から4時までの間で予定しています。
使用機関車は、今回絶好調だったマフポッター11号機が再度登板の予定です。
ぜひ、多くの皆様のお越しをお待ち申し上げます。
まきば線にやってきた1号機ボイラーですが、さっそく自然の脅威に
見まわれています。と言っても、蜂ですが。
まきば線の周囲はまだまた自然がたくさん残っています。
ちょっと放っておくと、すぐに蜘蛛の巣が張ったり、蜂の巣が出来たり。
特に小径の穴にはすぐにアシナガバチが巣を作ってしまいます。
で、1号機ボイラーの控の知らせ穴にもその魔の手が忍び寄りつつあったので
この通りすべて塞いでしまいました。
残念でした、アシナガバチの諸君!
先日お知らせした、羅須地人鉄猫協会の新人さんですが、
すくすくと成長中のようです。
現在着々とレストア作業が進んでいる1号機ですが、
このほど最大の部品であり、また心臓部とも言えるボイラーが完成、
まきば線に搬入され、1号機台枠に搭載されました。
なんと新品です!10kg/cm2ボイラーです!
詳しくは7月活動日誌をどうぞ。
完成が危険視されていたカーブポイントですが、みごとでっちあがったようです。
この勢いに乗ってヤードの工事もますます進捗しました。
詳しくは6月活動日誌をどうぞ。
恒例となりました、5月の蒸気機関車運転も無事終了いたしました。
今年は3日間とも天候に恵まれ、ゆめ牧場にいらした家族連れの皆様も
鉄道ファンの皆様も楽しんでいただけたと思います。
詳しくは5月活動日誌をどうぞ。
機関庫前に土間コンを打ちました。
これまで雨が降ったりすると車両も人も泥だらけになっていましたが、
これで作業環境、保管環境共々大きく改善されそうです。
日頃、フラットカー1501号とともに営業運転に活躍する酒井DL103号機ですが、
ディーゼルエンジンの第6気筒の燃料噴射ノズル付近から燃料漏れが発生し、
24日営業運転終了後、急遽修理となりました。
が、燃料漏れの原因と見られる噴射ノズルの金属性パッキンが固着してしまっており、
うまく取り外すことが出来ません。
そこで、急遽ピンチヒッターとして同型の102号機が引き出され、
翌日からの営業運転に充当されることとなりました。
おりしも102号機はレストア作業の最中で、外板などを中心に多くのパーツが取り外された状態でしたが
運転に問題ない状態にまで組み立てられました。
夕暮れ時に開始した作業は終了した頃にはとっぷりと日も暮れていました。
なお、103号機は念のためその他の気筒のパッキンも交換することとなり、
近日中にエンジンのヘッドを下ろして修理されることとなりました。
夜間応急修理中
左が故障した103号機、手前の102号機には外してあった座席を取り付け中。
後方は現在不動産の101号機
前回の作業で途中まで出来ていた機関庫線から留置線へのポイントが暫定開通しました。
まだ、バラスト(砂利)の突き固めも充分ではなく、また転轍機も取り付けられてはいませんが
とりあえず2週間ぶりに本線と機関庫が行き来できるようになりました。
リードレール・トングレールが入り完成したポイント
3月9日、本線から機関庫へ向かう“機関庫線”の途中に
分岐を設置する作業が始まりました。
従来の線路を取り外し、分岐機を組み込む作業ですが、
もともとの線路の曲率と分岐機の曲率が異なっているため、
前後の線路の繋がりも修正しながらの作業となりました。
10日までの作業では基本レールとクロッシングの設置が終了し、
次回、リードレールとトングレールの取り付けが行われ、開通となります。
この分岐から2〜3本程度の留置線を設け、
現在側線上に置いてある車両などを留置することになります。
昨年から分解整備が続いている11号機マフポッター号ですが、
ボイラー据えつけ・エンジン取り付けなどを経て、
配管作業もほぼ終了しました。
まだ一部欠損パーツの製作なども残っていますが、
復活も間近と思われます。
このまま作業が順調に進めば、5月には営業運転にも再デビューとなりそうです。
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おまけ:「マフポッターと線路の石」製作快調!
わかりにくいですが、「マフポッター」を背に事務局長が手に持っているのが「線路の石」。
…ま、一発芸ということで。
1月27日(日)朝から「親子蒸気機関車講習会」が開催されました。
座学で蒸気機関車のしくみなどを学んだ後、本物の蒸気機関車をじっくり観察、
そして参加者全員がひとりずつ3号機を運転してまきば線を1周しました。
当日はあいにくの雨交じりの天気でしたが、
皆さん嬉々としながら3号機のレギュレターを握っていました。
なお、次回の講習会開催予定は未定ですが、詳細は「成田ゆめ牧場」 までお問い合わせください。
みく氏がこつこつとさび落しを続けていた5号機(KATO4t)は、
鋳物台枠のさび落しも終わり、いよいよ上回りの整備に入りました。
で、20年近くほったらかしにされていたエンジンやミッションの状態を見てみたところ、
エンジンはオイルも残っており何とかなりそうではないかという話に。
で、洗浄やオイル補給などの後、いろいろと紆余曲折はあったものの…
1月13日5時過ぎ、5号機のエンジン、いすゞDA120は見事息を吹き返したのでありました!
…でもこのエンジン、直列6気筒のため、5号機には大きすぎるので、
5号機には別の4気筒エンジンが用意されることとなりました。
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