・伝説の線路敷設男あらわる！
9月4日(土)、あの伝説の「1日30m敷設男」K村氏がゆめ牧場に現れ、新線建設作業を行いました。
この新線は7月に本線からの分岐部分から着工されていましたが、行く手をひまわり畑に阻まれ一時中断していました。この日の作業により本線にそってティンバー付近まで路盤が伸びました。
また、このK村氏のゲリラ戦に対し、11日には強力助っ人T本氏登場。「ここまできたらやるしかないでしょう」とK村氏の工事の仕上げを行っていました。
なお、この送電線鉄塔下当たりから分岐する新線は、現在の路線の西側の工事となることから、現場では「ウエストライン（西線）」と呼ばれている様です。
T本氏談「私のウエストラインは正常です」
ウエストラインの非正常化に心当たりのある方は、ゆめ牧場で汗を流し正常化に努めましょう。

・6号機レストア再開
首謀者S木氏が7月以来羅須を欠席していたおかげで停滞していた6号機のレストアですが、秋になってS木氏の復活とともに再開されました。
9月12日には台枠の採寸、動輪の軸箱の加工及び動輪への取り付けが行われ、組み立て作業がスタート。次回は動輪の台枠への取り付け、水タンク及び灰箱の取り付けが予定されています。

・ピット初作業
先月末に完成した機関庫ピットにて初めての車両整備が行われました。
初の作業となったのは立山DL101号機のブレーキシュー交換作業で、この101号機のブレーキシューは以前から磨耗が指摘されていましたが、交換作業ができる施設がなかったこともあり、長い間懸案となっていました。
まず、まだブレーキシューがほとんど減っていない不動産の103号機からシューを外し、続いて101号機の磨耗したブレーキシューと交換するという作業内容でした。
15年以上動かしていない103号機のブレーキのリンクは錆のせいもありすっかり固着しており、ブレーキシューの取り外しには相当苦労がありましたが、作業性のよいピットのおかげでなんとか取り外すことができました。
続いて101号機をピットに引き入れブレーキシューの交換を行いました。
このブレーキシューは磨耗が激しいとは分かっていましたが、台枠の内側の目視しにくい部分だったこともあり、具体的にどのくらい減っているかはきちんと確認されてませんでした。今回取り外されたブレーキシューを見て、一同びっくり。103号機からとりはずされたシューに比べ、20mm以上磨耗し、フランジが当たるところではすでに擦り切れている部分もありました。
ブレーキシューが交換された101号機は、不安も解消しウエストライン建設工事などに向け、さらなる活躍が期待されています。

・ポッター軽整備
サマーキャンプでも営業列車牽引や風呂ボイラーに大活躍したポッターの軽整備が実施されました。
9月12日には煙室・煙突のさび落とし、耐熱塗料での塗装が行われました。また、安全弁や加減弁も磨かれ、ちょっとだけ美しさを取り戻しています。

・雑草大繁殖
ひとりで羅須の草刈りをしょって立つN澤氏が前回活動を欠席したこともあり、1ヶ月の間草刈りが行われなかった羅須の敷地内では、8月下旬から9月上旬にかけての暑さも加わり、雑草が大繁殖していました。
10日の夜にゆめ牧場入りしたN澤氏は11日12日の両日にわたり終日草刈りに勤しんでいました。

＜積み残し＞
・野筵坊大繁盛
9月11日の夜は1ヶ月振りの野筵坊の営業となりました。この日の夜は野筵坊御亭主の他、T本、T田、A場の各氏が野筵坊の卓に着きました。特にT田氏は翌日自らが主催する自動車走行会「アバルトカップ」があるため夕方で帰宅するはずでしたが、ビールとおいしいおつまみ、そして十日町直送の生そばに八海山という野筵坊の連続攻撃にあえなく撃沈、結局深夜まで野筵坊の客となったのでした。
なおこの日のメニューは、焼き豚と葱のサラダ、揚げナスの煮びたし、マグロのトロのさんが焼き、納豆オムレツ、鶏としめじの和風ソテー、十日町の生へぎ蕎麦でした。