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8月活動日誌その2
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 厳しい残暑の残る8月28・29日、以下のような活動が行われました。

・ピット完成!
 今年5月に着工以来建設がすすめられてきた機関庫のピットが8月29日とうとう完成いたしました。
 すでに前回のワークキャンプまでに生コン打ちや桁の塗装も終わっており、今回は型枠の取り外しと桁の設置、線路の敷設を行いました。
 29日にはいよいよ酒井101号機が初入線、ピットとしての機能に問題がないか確認が行われました。
 その結果、桁の中央部で最大4mmのたわみが生じましたが、予定の範囲内ということで無事完成と相成りました。一応念のため桁の中央部には補強用の柱がたてられることになっています。
 今後はDLの足まわりの整備など各種作業に活用されることとなります。

完成したピット

完成したピット

・信号機基礎生コン打ち
 旧尾小屋腕木式信号機レストア・建設作業は、今回設置に向けて、基礎の生コン打ちが行われました。
 設置場所は頸城ラッセルのすぐ横と決定され、早速ユンボでの穴掘りが始まりました。
 掘り出された土はナベトロ4杯分にもなり、すぐそばの線路までよこ付けされたナベトロにそのまま積み込まれ、ちょうどエンドレスの反対側に当たる築堤の補強に使われました。
 つづいて、休日を返上して運び込まれた生コン用の砂利、砂各1立米が立山トロ2両に積み込まれ、水を満載したナベトロとともに、建設場所に運ばれ、ミキサーでの生コン練り大会が始まったのでした。
 午前10時頃から始まった生コン打ちは、途中、セメントと水の配合比率などの問題もありましたが、順調にすすみ、午後2時頃無事終了しました。
 次回はいよいよ信号機の立ち上げが予定されています。
 なお、今回の作業には酒井101号機を先頭にナベトロや立山トロが土砂や砂利、水を満載しての運送に大活躍し、昭和30〜40年代の工事現場を彷佛とさせる姿が随所に見られました。
 T田氏曰く「工事現場保存会の面目躍如だね」

生コン練り
トロッコに満載の骨材で生コン練り

・ポッター、3号機煙管掃除
 サマーキャンプで大活躍したポッターと3号機の煙管掃除、洗車が行われました。
 両車ともサマーキャンプ中は煙管掃除等も行われていましたが、ポッターは高圧蒸気による簡易洗浄、3号機は最終日に試運転が行われたため、改めて掃除が行われたものです。
 ポッター、3号機ともに美しい姿を取り戻しましたが、かわりに作業に当たったT田氏の顔はすっかり黒くなっていました。

どっちが黒い?
どっちが黒い?
(手にしているのは3号機煙突内の火の粉止め)

<積み残し>
・野筵坊御亭主無念の病欠
 野筵坊御亭主は28・29日の活動に向けいろいろと献立を企画されていた様ですが、体調不良のため残念ながら欠席となってしまいました。あまりに無念だったらしく、T田氏の自宅にはその日作るはずだった献立がFAXされていたそうです。
 なお、9月5日には御亭主みずから羅須地人ホームページの伝言板に、次回活動日の9月11日の献立として、ナスの揚げ煮びたし、焼き豚と葱のサラダ、鰺または鰯のさんが焼、納豆オムレツ、豚の生姜焼、鳥ときのこの和風ソテー、小千谷蕎麦などと書き込まれ、リターンマッチへの意気込みの程が伺えます。


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