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10月活動日誌
羅須地人鉄道協会

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・秋の蒸気機関車営業運転実施
10月9日10日に、3号機+1501により、恒例となった秋の蒸気機関車営業運転を行いました。
今回の営業運転は秋晴れの天気に恵まれ、また3連休ということもあり、多くのお客さんが蒸気機関車の小さな旅を楽しみました。
9日は会員の到着後の火入れ、昇圧となったため、お昼近くからの運転となりました。3連休の初日ということもあり、お客さんの列もそれほどのびませんでした。しかし、翌10日は朝から多くのお客さんが乗り場に列を作り、最長で4列車30分以上の待ち時間となりました。それでも、ちょうどコスモスが満開でみなさん大喜びの様でした。

秋晴れの中の蒸機列車
秋晴れの中の蒸機列車

・6号機車輪取り付け完了!
前回の活動でやっとなんとか台枠に動輪がついた6号機ですが、その後の計測で車軸の平行が出ていないことが判明、10月9日10日にかけて再び動輪をはずし、軸箱や台枠の調整を行いました。
今回の作業では、すり減って間隔の広がってしまった台枠の軸箱摺動部にスペーサーを取り付けたり、歪んで磨耗した軸箱を修正したりして、なんとか車軸の平行を取り戻そうということになりました。
台湾の炭坑での長い間の酷使により、台枠自体もきちんと平行・直角が出ていないような状況でしたが、作業は順調に進み、10日の午後には再び台枠に動輪が取り付けられました。つづいてDL101号機によりまきば線を1周まわり、軸箱の動きを確認すると共に摺動部の当たりを取りました。
次回の活動ではいよいよ先日検査したばかりのボイラーの搭載が予定されていますし、Y口B氏はロッドの新製の準備もすすめています。6号機が自走する日もそう遠くない様です。

スペーサーを取り付けて… 軸箱はまるかな?
(左)台枠にスペーサーを取り付け     (右)軸箱ちゃんとはまるかな?

・ウエストラインも伸びてます
すでに前回お知らせの通り、分岐用のポイントも設置され、建設に拍車がかかるウエストラインですが、10月9日には分岐から切り通し部分にむけて線路の布設作業を行いました。
切り通し部分までは直線ということもあり、作業は順調に進むかと思われましたが、作業にあたった会員の中には日頃の運動不足が祟り、犬釘(線路をまくら木に固定する太い釘)を10本も打つと息があがってしまう者もみられました。が、しかしそこは人海戦術でこなし、9日中になんとか直線30m分の布設を終わりました。
その後、切り通しにそってレールを曲げる作業に入りましたが、新登場の油圧ジンクロが投入されたものの、これまでのネジ式ジンクロと異なり手ごたえが分からず、曲げ過ぎたり曲がらな過ぎたりし、作業は思うように進みませんでした。
日没が近いこともあり、その日の作業は終わりましたが、この後はカーブや勾配が連続するウエストラインならではの区間が続きますので、難工事が予想されます。

本線のすぐ横で線路延長作業
本線のすぐ横でウエストライン延長作業

・鉄道ファン現わる!
10月9日10日の蒸気機関車営業運転の際には5月の運転時につづき鉄道ファンの方々の姿が見られました。
最近まきば線もちょくちょく鉄道趣味誌に紹介されるようになっており「知る人ぞ知る」状態になってきたようです。
この日も秋晴れの日ざしの下で、いろいろな地点から3号機をカメラに収めていました。
鉄道ファンのみなさん、いい写真が撮れたら見せて下さいね。

コスモスをバックに3号機を撮影
コスモスをバックに撮影

・慶應義塾大学鉄道研究会OBも来る!
10月9日には大学の鉄道研究会としては長い歴史を誇る慶應義塾大学の鉄道研究会OBのご一行がまきば線にいらっしゃいました。
道路事情などにより夕方4時頃の来訪のため、すでに日も傾いていましたが、みなさんさっそく撮影ポイントに散らばり撮影にいそしんでいました。

カメラの砲列
まきば線始まって以来のカメラの砲列

ひとしきり撮影の後、3号機に1501+1502という特別編成により貸し切り列車が運行されました。みなさん多いに喜んでいただいたようで、我々としても嬉しいかぎりです。

特別列車
みなさん嬉々とした表情の特別列車

<積み残し>
・とっちゃん英才教育
はるばる浜松から参加の「とっちゃん」ことY口B氏は、かつて「鬼軍曹」として羅須若手会員から恐れ敬われてきましたが、今回、一緒にやってきた息子さんに対してもその「鬼軍曹」ぶりが発揮されていました。
小学生のころからとっちゃんに英才教育を受ければさぞかし将来有望な羅須地人となることでしょう。

ちがう!そーじゃない! こーやってやるんだっ!!
ちがう!そーじゃない!       こーやってやるんだっ!!

・野筵坊休業による被害大!
10月の活動では野筵坊御亭主が都合により参加できなかったため、当然のことながら野筵坊は営業されませんでした。
日頃、食料調達についてはそのほとんどを野筵坊に依存していたため、今回の活動では食料独自調達という試練が我々を襲いました。
結局、朝食と昼食は近所のコンビニ弁当、夕食は出来合いのおでん(温めるだけ)、焼肉(焼くだけ)、餃子(これも焼くだけ)と形こそは整いましたが、日頃の環境から比べるとちょっぴり悲しい食卓となりました。
皆、野筵坊の有り難みを十分噛み締めつつ復活を願っていました。御亭主よろしくお願いします。

・全裸で昇圧!?
10月9日も恒例のなべ風呂が沸かされましたが、夕食の途中風呂に行ったままなかなか帰ってこないA場氏の様子を見に行ったY口B氏は、その後大爆笑しながらクラブハウスに戻ってきました。
「だって、3号のキャブで全裸に軍手して石炭くべてんだもん、びっくりしちゃったよ!」
とのこと。
当のA場氏は、
「だって、お湯はぬるくなるし、圧は落ちてくるし、火は消えかかってるし、この後はいる人もいるし、面倒だから裸で昇圧しただけだよ」
といってましたが、異様な光景だったことは予想に難くありません。
(なお、当然のことながら写真は自粛させていただきます)
 
 

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