3月活動日誌 |
羅須地人鉄道協会
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・路線変更作業着々と |
本線の曲線緩和と新ヤード建設のためのポイント(分岐器)の設置準備が行われました。かつて某遊園地で使用され、その遊園地が廃園の折りにセットのままわれわれにご寄付いただいた4セットのうちのふたつが使用されることとなり、資材集積場所から設置予定場所のすぐ横まで運ばれました。
このあと、本線部分の線路をそっくりポイントに入れ替える作業が予定されています。 |
・安全ベスト登場! |
ちょっと素人の域を逸脱してしまうような作業内容が続く羅須地人ですが、このたび安全管理の一環として「安全ベスト」が登場しました。野外作業中での視認性を高め、安全に作業するために10着が用意され、さっそく作業に活用されています。
また、これと同時に作業開始前のミーティングも実施されるようになり、当日の作業内容や危険予知などを行った後、作業に取りかかるようになりました。 ということで、遠くから一見すると本職の現場作業員達と見分けがつかなくなってきています。 …ますます素人離れしていくような…。 |
・保線用工具物置設置! |
最近とみに保線に力が入っている羅須地人ですが、このたび保線用工具の物置が新たに設置されました。今まではバールやビーターなど手工具が中心でしたが、最近ナゼか保線用の電動工具やらエンジン発電機などが増えてきました。とりあえずトラックの荷台に載せブルーシートをかぶせて保管していましたが、風雨などへの対策が急がれていました。
今回設置されたのは一坪半の大きさの家庭用物置で、さっそくあれやこれやと保線用工具が持ちこまれきれいに収納されました。 レール用ベンダーなどの重量物ももちこまれ、強度面で心配する声も上がっていますが、大切な工具入れですので、みんなできれいに大事に使っていきましょう。 |
・「でんでんむし」実演 |
まきば線にもエンジン式レール切断機(通称「でんでんむし」)がやってきました。中古ではありますが、これまでアセチレンでレールを溶断していたことを考えれば、格段の効率・精度アップが期待されます。
しかし、この「でんでんむし」、50kg/mレール用で、まきば線で主に使われている12kg/mレールや15kg/mレールに使うには、各部を手直しをする必要があります。使用法を説明するためのデモンストレーションとして、なぜか運び込まれていた50kg/mレールを切断し、その後改造のためT本さんに引き渡されました。 このあとT本さんにより12・15kg/mレール用に改造され、まきば線で活躍する予定です。 |
・土留め改修 |
木橋前後の土留めは当初設置したものが小さかったこともあり、風雨に晒されるたびに少しづつ築堤の盛り土が削られてしまうようになっていました。そこでこのたび根本的に改修することとなり、工事が行われました。
以前のものと比べ、幅・高さ、そして強度も大幅に改善されました。 |
・3号機ほか軸箱改修 |
3号機は後軸軸箱の前後方向のガタが大きくなって、運行に支障をきたすようになってきたため、軸箱の改修を行うこととなりました。
台枠の前後でジャッキアップし、軸箱だけを外す作業が行われ、前後方向のガタの原因究明および対策の検討が行われました。(画像は作業中のジャッキアップされた3号機) また、1号機も再び軸箱が外され、くぼみ部分の水抜き兼注油用の穴が新設されるなどの加工が行われました。 |
・保線作業たけなわ |
待望の砂利が到着したこともあり、まきば線では保線作業が盛んに行われています。
線路への散布用にナベトロにパワーショベルで砂利を積みます。ナベトロにはお風呂以外にもこういう使い方があるんですねェ。
パワーショベルですくいきれない砂利は人力で「パイスケ」と呼ばれるざるに入れて軽トラックで運搬します。
で、タイタンパーという砂利を突き固める機械で、枕木のしたに砂利を入れていきます。強烈な振動で、初心者だと5分程度でへたばってしまいますが、慣れるとこの振動が気持ち良くなってきます。
作業がうまくいっているか、鬼監督の厳しいチェックが入ります。
で、本日の成果。
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<積み残し>
・事務局長タイプミス続出 |
11日の作業では豊Nさんから「ホントの保線現場でも使えるよ」とお墨付きをもらった事務局長ですが、調子に乗ってタイタンパーの作業をやりすぎたせいか、帰宅後の活動日誌作成作業では、タイプミス続出となりました。
なお、この件に関し当の事務局長は「タイプミスで作成作業に時間がかかったことは否定しないが、この活動日誌の後半がなんだか手抜きに見えるのは気のせいである」と述べているようです。 |
まきば線ホームページ
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羅須地人鉄道協会
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